2014年5月31日土曜日

朱天の落葉 オリジナルバージョン配布のお知らせ

おはこんばんちわ。今週担当の囲前 栞です。
最近室温が30度を超える日が続いていて暑くてぐだってる最中です。パソコン多すぎですね。

さて、前回の終わりに「おすすめのサークルは次回」とかなんとか書きましたが、そんなん書いてもしょうがない気がしてきたので、今回は別のネタで1つ重大なお知らせを。

突然ですが、Queen Bellよりささやかな読者プレゼントをしたいと思います。
用意するもの:C85頒布物「Inherited Crown」 (持ってない人ゴメンナサイ)

さて、前回の2013年 冬のコミックマーケット85で、私共の2nd Album "The Second Crown" を当日購入 or 既にお持ちの方限定で配布した "Inherited Crown" ですが、これにあわせて書いた新曲 "朱天の落葉" のオリジナルバージョンを配布致します。

お手元の "Inherited Crown" のジャケットを不織布スリーブから取り出すと、なんということでしょう! 真ん中で半分に折ってあることに気づくかと思います。これを広げてみると、なんということでしょう! 右下の方に12桁の文字列が印刷されているはずです。この文字列を逆順で入力すると、なんということでしょう! 以下のリンクから取得できるzipファイルが解凍できます。


下記URLを開いたのち、ブラウザ内のファイルメニューからダウンロードを選択、もしくは表示されている「ここをクリックして」の部分をクリックするとファイルがダウンロードできます。
Inherited_Crown_Bonus_Track.zip
4,976,531 bytes
SHA-1: E3D627F1D7697B587DD09D901F2CC6D5E1D1D6D3

もともと「朱天の落葉」にはオリジナルバージョンが存在しており、それをピアノアレンジしたものが "Inherited Crown" に収録されたものです。
以前、とある方から「お前んとこのアルバムなんだけど、Piano Arrange って書いてある曲がいくつかあって、原曲を知らない俺からしたら、どこがどうアレンジされてるかわからないんだよね」との厳しいご指摘を受けました。えぇ、その通りです。
なので公開……というわけではありませんが、"Inherited Crown" の企画段階で既に「限定頒布するならゲットできた人に特典をつけよう」というアイディアはあったので、それを実現するための曲となりました。
ダウンロードして解凍できた方にはわかると思うのですが、どことなく曲調とか音源がどっかで聞いたことあるような……気のせいです、たぶん。たぶん。

果たして何人の方がスリーブからジャケットを取り出すという奇特な行為を今日までにしたのでしょうか。いや、いたらびっくりです。気づかれないためにジャケットを片側のみのデザインにしたりと結構苦労したんですよ! というか気づいてもなんだこれ、みたいな。

最後にもう一言だけ。"Inherited Crown" に関してはだいぶ聞いてくださっている方が多いようですが、"ファンサービス" のみならず "物理的に所有してないと聞けない曲を後出しにする" というギミックを仕掛けたかったのも事実です。昨今の大人の事情に基づいて、今後は別のギミックを不便にならない程度で仕掛けていく……かもしれません。いやまぁ聞いてくれる人が多いってのは嬉しいんですけどね。

さて、次回更新日には夏コミC86の当落通知が来ている頃だと思いますが、当選していることを願いつつ、今日はこの辺で。
というわけで、しおりでした。来週のゲストは浅川サナタですのでどうぞお楽しみに。
ふっふっふ、こういう記事で1回分の担当を華麗に交わすことができるのだよ、浅川君・仁村君!( ̄ー ̄)ニヤリッ

2014年5月29日木曜日

遅刻魔出現

はい、毎週土曜日に掲載するとみんなで決めたのに、当番をすっかりカンティガイしてすっぽかした戦犯の仁村です。
ごめんなさい。
仕事と趣味のサーバーいじりに精を出していたらこのザマです。

今回は私の音楽歴について語ってみたいと思います。

私の両親は共に音大出で、クラリネット吹きです。
と書くと「3歳のころからピアノを習っていて息をするように革命のエチュードを弾ける」とか「絶対音感ある」とか変なステレオタイプに見られることが多いのですが、まったくもって全然そんなことはないです。

中学1年の春休みまで音楽に触れたことは全然無かったです。
それまではまあもう本当に楽譜も無エ、楽器も無エ、音感無エ、CD無エ、ピアノ…は家にありましたねそういえば。
当時は巨大なガラクタぐらいにしか思っていなかったですが。

中学1年は工作部で幽霊部員をやっていて、毎日家でゲームやってました。
そんな私の転機は中学1年の春休みに吹奏楽部に入ったことです。
なんでそんな斜め360度な決断をしたのか?
別に大した理由は無く、親が吹奏楽入れと五月蝿かったからというトンデモナイ理由です。
まあ別に入って気に入らなかったらまた幽霊部員にでもなればいいやと思って、母親が学生時代に使っていたクラリネットを携えて入部。

ちょっとでもやったことある人にはわかると思いますが、楽器って難しいんですよね。
リコーダーの親戚程度なつもりでやってみたら重いわ唇の裏がモゲるわ腱鞘炎になるわまともに音は出ないわ周りは上手いわ、それはもう散々。
初めてやるゲームはまず最高難易度からプレイを始めるという変人な私は、難しいものに惹かれるという性格らしいです。
物凄く悔しかったし、これはなんとしても吹きこなせるようになるしかないという意識が芽生え猛練習の日々。

そうすると段々と吹けるようになってきて段々と面白みが感じられ、自分の好きな音楽もわかってきた。
そこから先は転がり落ちるように吹奏楽にのめりこみました。

と、長くなってきたので続きは次週にでも。

2014年5月17日土曜日

浅川サナタの回想

どうも、浅川サナタです。
GWは満喫できましたか? 私は岐阜の方で満喫しました。
いやーVMAXは相変わらず燃費が悪いですね。高速道路でようやく15km/Lくらいです。
地球と財布に優しくない、けど、楽しいバイクです。
最近HONDAのCTX700Nが気になっているのは内緒だ。

囲前も仁村も曲作り頑張っているみたいですので、俺も本気汁出さないとなぁと考えています。
いやー夢の中で作ったりはしてるんですけど、現実世界へ転送する際に粒子化してしまって散り散りになってしまうのです。
転送技術の確立に期待しましょう。
(囲前注:ホントこの技術早くしてほしいですわ)

今回紹介する曲は、高校二年生の時に作成した、3作目となる自作曲(俺の記憶が確かなら)の「姫君の回想」です。
2作目は大人の事情で未公開です。まぁ姫君の回想のベータ版のような曲でした。
割と切ないサビと、どっかで聴いたことあるようなバロック調のメロディ、そして物語性を孕んだ展開が特徴です。
エンディング部分は姫君の幼き日々の回想で幕を閉じます。
2nd crownに収録されていた「鬼がたり」と同様に、何だか救われないお話です。
音源パワーの恩恵か、サークルメンバーとその界隈に好評なこの曲。
またこういうストーリー性のある曲作ってみようかしら。

(※クリックで再生、音量に注意してください)



次回は、この姫君の回想が霞むような大曲を鋭意作曲中の仁村がお送り致します(キラーパス)。
お楽しみに。


2014年5月10日土曜日

とりあえず自己紹介でも (後編)

おはこんばんちわ。今週担当の囲前 栞です。
最近この3つの漢字で検索するとサークルのページばっかりヒットするようになって少し小躍りしているところであります。

前回に引き続き個人的に好きな音楽のジャンルについての長ったらしい記事を書くことにします。
2005年頃からはJungle/Drum'n'bassと呼ばれるものを聞き始めたのですが、まずJungleというのは、「アーメンブレイク」という名前で知られる独特のビートを刻むジャンルをひっくるめて呼んだりします。もともと歴史的には Ragga Jungle というレゲエの要素を含みつつアーメンブレイクを取り入れたジャンルからレゲエ成分が抜けたものが Jungle だったりするようです (なので、テクノの一部としてのレゲエとも分類されます)。で、これに Jazz の要素を足したものが Drum'n'bass と呼ばれています。

Jungle はあまり詳しくないですが、代表例を挙げるなら Omni Trio の「Renegade Snares」とか、Goldie の「Innercity Life」あたりでしょうかね。そして Drum'n'bass の代表例を挙げると……まぁ多々あるのですが、たとえば私が入門に使ったアルバム・Logical Progression(煌びやかなシンセでふわふわした感じの音をベースとしたドラムンベースの曲が多いです)の代表・LTJ Bukem の「Demon's Theme」「horizons」、中古CDショップで100円で売られるほどバカ売れした Roni Size のアルバム・New Forms から「Brown Paper Bag」とか。

もう1つ追加で、前回書いたIDM代表格の Aphex Twin、Squarepusher のハシリとも評される Luke Vibert の別名義、Plug の名盤・Drum 'n' bass for papa (US盤) は Drum'n'bass の枠から大きく外れる (サンプリングを多用している) 気もしますが、世界に大きな影響を与えたアルバムだったりして、その中の「Cut ('97 remix)」とかはよく聞きました。実際のところ、US盤とJP盤両方揃えるほどハマりました。Squarepusher に「Lukeの影響を大いに受けた」と言わせしめるほどの存在感を持つアルバムを是非。

さて、2008年頃からはもうちょっとビートを複雑にした Breakcore というのを聞き始めます。モノは Drum'n'bass と同じですが、もうちょっと激しく全体的に音楽ではないような感じに近づいたものを指します。Venetian Snares のアルバム・ Rossz Csillag Alatt Született から「Szamár Madár 」、アルバム・Hospitalityから「Frictional Nevada」あたりが好きですね。もうちょっとグリッチというかノイズっぽくすると、Datach'i のアルバム・We are always well thank you から「free in a box」とか。この辺になるともう普通の人は音楽という受け止め方をしないかもしれませんね。

そしてやっとこさ、ここ数年のマイブームに話が移ってきますが、最近 (といってもここ3年くらい?) 聞いているのは Japanese Breakcore と呼ばれるジャンルです。所謂 J-Core と略称されるもので、代表曲は「きしめんハードコア」で名の通る Spy47 による「Tender Kiss」とかでしょうか。ふとした折にこの曲を聴いて「なんだこれは!」とビビッと来てしまい、それからはJ-Coreばっかり追いかけるようになりました。単なる早回しじゃないか! と思うなかれ。そこには作者流のアレンジテクニックが詰まっているのです。ここまでくると完全オリジナルの音楽性はほとんどないに等しいのですが、聞いてて気持ちよければそれでいいのです。

J-Coreはちょっと前にブームで最近下火、なんていうことを同ジャンル超大御所の DJ SHARPNEL さんから聞きました。コミケでは「デジタルその他」のジャンルで扱うサークルさんが結構いたりして、代表例を出すと、MOB SQUAD TOKYO さんとか、先の SHARPNEL さんとかでしょうか。私がQueen Bellとしてサークル参加できるようになってから挨拶しにいったりして (以前からアルバムは買ってましたが) J-Coreについて3分くらい語ったりしましたが、いやはや、作曲している人と直接触れ合えるコミケというのは素晴らしい場所だなと実感しました。全く関係ないジャンルの人が名刺もってってほんとすいません。

閑話休題。他にも紹介したいアーティストとジャンルはちょっとあって、たとえば Hardcore と呼ばれるジャンル (Lab-4 とか Yoji Biomehanika とか、詳しくいうと Hard Trance?) も一時期聞いていましたし、それを日本で扱うサークルさん (HARDCORE TANO*C、他) もあるにはあるのですが、紙面の都合上省略します。おすすめのサークルについては次回(5/31)に書くかな……。

長いのであれなんですが、最後に1つだけ。何故私がこんなにも長いジャンル紹介をするかということについて書きます。端的に言えば、私がそれによって音楽の新しい世界を見つけることができたからです。宗教的な表現になりましたが、2000年当時、J-Popsしか聞いていなかった私に、当時現職だったとあるDJさんが「こういう曲あるよ」と様々なジャンルの曲を紹介してくれました。そのなかで、そのDJさんと「この曲が好きなので他に似たようなのはない?」とか「これはあまり好きじゃないです」といったやり取りがあり、それから、自分が好きな (世間で呼ばれている上での) ジャンルというものを見つけることができました。正直な話、著作権的にはグレーどころかアウトなのであまり書きたくないんですが、こういう「自分はこういう曲が好きなんだけど似たようなのはないかな?」と機会は凄い重要だと思います。それをデジタルで提供してくれるサービスで Pandora.com というのがありまして、日本からだとVPN張らないとつなげなかったりしますが……ここで紹介しつつ、似たようなことを読者の皆様に提供できたらなと思って書いていたりします。今回紹介した曲もちょっと探せばすぐ聞けると思うので、よかったら買ってみてはいかがでしょうか。

というわけで、しおりでした。来週のゲストは浅川サナタですのでどうぞお楽しみに。

2014年5月4日日曜日

オリジナル曲の難しさ

さて、今週は私の当番ですね。編曲担当、仁村雅雪です。
計画とかコツコツなんて言葉とは程遠い私でして、今もこの記事は用事帰りの電車で書いています。
(※編集者注:土曜日までに原稿出せって言ったのに出さないのでこうなっただけです)

最近、宣言通り作曲に取り組んでいるわけですがオリジナルというのは中々難しいもんですね。
メロディを作ってみてもどこかで聞いたような曲で(大抵、直近に聞いていたやつ)破棄することを繰り返しています。

世の中100%のオリジナルは存在しないですが、習作とはいえ、ほぼパクりのものを出すわけにも行きません。

果たしてマスターアップまでに完成するのか!?
このまま未完でサナタにタコ殴りにされてしまうのか?!

乞うご期待。